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コラム

歯医者ひとりでできることって限られている

歯医者も3人寄れば文殊の知恵

 歯科での今までの診療スタイルは主治医に「お任せします。」で、抜歯から入れ歯まですべて信頼する先生に診てもらうのが理想でした。それは今でもほとんどの歯科医院には歯科医師が一人しかいないのが現状なのである意味当然のこととなっています。もちろんムシ歯の治療や義歯など一般的な治療に関してはそれでも問題ないと思います。しかし治療技術が進んだ現在、高度な医療を受けるのにそのようなスタイルでよいのでしょうか? 特にインプラントのような高度な治療法ではやはり複数の専門知識を持ったドクターによる総合的な治療が不可欠だと思います。医療法人ホワイトデンタル(すぎうら歯科/コスモ栄デンタルクリニック)では各専門医が各ステップごとの治療を担当します。例えばインプラントの手術は歯周外科の専門医が、その上に被せるセラミック治療は咬み合わせを非常にシビアに考慮しないといけないため、補綴(被せ物)の専門医が行います。日本の歯科ではまだあまり一般的ではありませんが、アメリカなどではこのような専門医によるグループ診療が一般的です。それは患者様にとっても各専門医の最高の治療を受けることができるというメリットがあるからです。また日本でも医科の方では患者様の治療方針を決めるのに複数のドクターで症例検討会を行うのは当然のことになっています。例えば口腔外科専門の先生は確かに手術は上手な方が多いですが、咬み合わせに関してはほとんど知識がなく、「歯は入れたけど、咬めない・・」という患者様の声も時々お聞きします。そのように、開業医ではひとりのドクターがすべて行うと必然的に専門外のことまでやらざるを得なくなってきますので、こういうことが起こるのです。

2008年6月7日

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